10月11月は法学系の多くの学会が開催されます。10月7日、8日、日本私法学会大会が関西学院大学で開催されました。本学からは、消費情報環境法学科の倉重先生が個別報告をされました。
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関西学院大学の上ヶ原キャンパスは、日本で最も美しいキャンパスの一つであると有名なので楽しみしていました。コロニアル風(スパニッシュ・ミッションという建築様式だそうです)の建物とヤシの木。カリフォルニアにでもありそうな大学です。
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この時計台は国の有形登録文化財だそうです。このキャンパスがすごいと思ったところは、新しい建物を含め、この様式の外観及び建物の高さを統一してあり、緑、小川(丘陵の中腹に位置しており、自然に水が湧いて沢になっていると思われる)と調和する、見事な景観を作り出しているところでした。
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正門からのアプローチ なだらかな登り坂になっており、時計台の背景は六甲の稜線。
素晴らしい景観設計で感動しました。
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正門付近の様子 街路樹が並ぶ整備された街並み。ネットで調べたところ、高級住宅街として計画・開発された地域のようです。その一環で関西学院は1929年に旧制大学になるため校地を求めこのキャンパスに移転してきたとのことです。東京・国立の都市開発が東京商科大学(一橋大学)の誘致によって成功を収めたこととパラレルであるばかりでなく、最高裁が法的保護に値する景観と認めた国立の大学通りと同様に街全体として美しい景観を保っています。この時代の都市計画は、スケールが空間的にも時間的にも広いことに驚かされます。

個人的には、環境法の現地視察としても有意義な出張でした。

                  (M.A.)