この週末は、ヨーロッパ文化遺産の日(JEP : Journées européennes du patrimoine)でした。フランスでは、この日にあわせて、国会、行政機関、裁判所など、普段非公開の施設が一般に公開されます。

4年前に黒田先生がJEPの目玉であるフランス大統領官邸(エリゼ宮)を訪問され、このブログにレポートを書かれています。

大統領官邸は長蛇の列に並ばなければならないので断念し、今回はできるだけ多くの未訪問の施設をまわることにしました。

まずは、フランスの下院=国民議会(Assemblée Nationale)から。
朝一で並びましたが、約1時間で建物内へ。
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国民議会の図書室
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本会議場へ。ここに到達するまで、すでに2時間以上経過しています。
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閣僚席。フランスでは国会議員と大臣との兼職は禁止されています。
噂には聴いていましたが、座席の間隔は異様に狭いです。
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壇上の一番上は議長席
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国民議会のダイニング。直前には、日本の皇太子さんが国民議会を訪問されたようです。
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つづいて首相官邸(マティニョン館)へ。
大統領官邸とは違って行列は短く、待ち時間は10分くらいでした。
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首相の執務室。意外にシンプルです。
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関係閣僚会議が開催される部屋
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首相官邸のお庭。芝生が綺麗でした。
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さらに、行政裁判所(コンセイユ・デタ)と憲法裁判所(憲法院)の見学を試みますが、1時間半の大行列。フランス人は裁判所に興味があるのでしょうか。すごく暑かったので、熱中症になりそうでした。
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ようやく入れたコンセイユ・デタ。行政系列の最高裁判所です。
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私事ながら、はじめてのフランス留学からこの夏で25年(汗)。ついにフランス公法学の原点であるコンセイユ・デタを訪問することができ、感慨深いものがあります。
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コンセイユ・デタから憲法院へはテラスを経由して入ります。
憲法院の評議室は日当りがよく、明るい雰囲気でした。
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憲法院の院長の執務室。現在は、元首相のファビウス氏が院長です。
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このほかにも、いくつか官庁を訪問してきましたので、後日アップしたいと思います。

また、この秋学期、白金・金曜2限に「フランス法2」を開講します。今回の訪問先についてお話したいと思っていますので、興味がある人は履修してみてください。

(K・E)