明治学院大学法学部 公式ブログ

明治学院大学法学部の最新情報を発信中! 2018年4月「グローバル法学科」開設予定

タグ:ファーバー

9月20日、気候変動(地球温暖化)の問題をアッピールする世界規模での子供や若い世代による大規模なデモ,ストライキが行われたことをご存じでしょうか。子供が学校の授業を欠席して、政治的指導者に早急に気候変動対策措置をとることをデモでアッピールしたようです。

アメリカの三大ネットワークの一つCBSもネットで特集サイトで報じています(リンクは事前許可が必要のようで、タイトル名で検索お願いします)。
ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコなどのアメリカの都市だけでなく,ロンドンやベルリンなどの先進国の主要都市、途上国でも同様のデモがあったと報じられ、バヌアツ、キリバスなどの海面上昇の危機にさらされている諸島国の子供の声なども掲載されています。
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サンフランシスコの様子が下記リンクから読めます。
Legal Planet: Teach Your Parents Well - A view from the Youth Climate Strike in S.F.

オーストラリアでも30万人の子供、学生がストライキに参加したとのことです。

気候変動は、過去及び現在の人間活動が現在及び将来の人類・環境に損害を与える、緩慢な「不法行為」といえ、被害者になる子供が加害者ないしその承継者世代である現在の政治的指導者に対応を求めるのはある意味自然なことでしょう。
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以前このブログでファーバー先生のブログ記事を紹介しましたが(気候変動と将来世代)、その主旨は、気候変動の被害者はあなたの子供や孫だ、というある意味当たり前で、とても重要な指摘でした。

明治学院の教育理念「Do for others」は、聖書「マタイによる福音書」新共同訳7章12節「だから、あなたが人にしてもらいたいと思うことはなんでも、あなたがたもひとにしなさい」が出典として引かれています。何が「だから」なのか。同9節〜11節にこの規範の理由が書いてあります。一部を引用します。「あなたがたのだれが、パンを欲しがる自分の子供に、石を与えるだろうか。魚を欲しがるのに、蛇を与えるだろうか。このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている」

緩慢で見えないこといいことに、自然科学の知見を無視する傲慢さはどこから生まれてくるのでしょう。
自分の子供の真摯な声に耳を傾けることができるか、私達の人間性が問われているのではないでしょうか。




 

ENGLISH JOURNAL 9月号(アルク)にグローバル法学科開設記念講演会で講演いただいたダニエル・ファーバー先生(カリフォルニア大学バークレー校ロースクール教授)のインタビューが掲載されました。
 
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「環境法の権威が語る 社会が撮るべき気候変動へのアクション」


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ENGLISH JOURNAL 9月号(アルク)表紙

このインタビューは、昨年12月8日におこなわれたグローバル法学科開設記念講演会の開演1時間前に明治学院大学白金校舎本館の法律科学研究所でおこなわれました。
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インタビューの様子

インタビューの内容は、記念講演会でのテーマ「グローバルな法的課題としての気候変動」について訊ねていくもので、講演会の内容の要約版になっています。
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実際の記念講演会では、ファーバー先生の講演の後、来場していた研究者,弁護士などの専門家とグローバル法学科生5名が英語で質問し、ファーバー先生から丁寧に熱意を込めた返答が繰り返されました。

ENGLISH JOURNALは、高校生から社会人まで幅広いEnglish Learnerを対象とした英語学修雑誌で、ファーバー先生のインタビューもCDに収録され、聴き取りの正誤問題、ディクテーション,シャドーイング、英文エッセイ問題などがついています。

インタビューのお話しは、丁寧にいろんな表現を使って聞き手に配慮したものになっています。学生のほとんどが内容を理解したペーパーを提出していました。

在学生は英語の実力チェックに,高校生のみなさんは、大学で使う英語のレベルを体験するためにお試し下さい。

是非ご一読ください。





 

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