明治学院大学法学部 公式ブログ

明治学院大学法学部の最新情報を発信中! 2018年4月「グローバル法学科」開設予定

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昨年12月にグローバル法学科開設記念講演会で講演いただいたファーバー先生は、先生の所属されているカリフォルニア大学バークレー校、及び同ロサンゼルス校に関連する環境法研究者とブログを公開しています。
Legal Planet

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 記念講演後質疑応答中のファーバー先生。背景のスライドが上記ブログLegal-Planetのロゴです。

本日アップされていた記事(Climate Change and Your Family’s Future)が 記念講演「グローバルな法的課題としての気候変動」でテーマの一つにされていた将来世代への影響を、2000年生まれの人の一生を想定して書いてみるというものでした。

概要は次の通りでした。
今の大学一年生=2000年生まれの人は、アメリカの人口統計からのライフスタイルを当てはめると今世紀末2100年には子供が五分五分で生存しており、孫はおそよ50歳で高い確率で生存している。
IPCC(International Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)の2015年報告書に拠ると、2100年には、人類ができる限りの取組を行い極めて低いレベルに排出を抑えたシナリオで地球全体の平均気温が摂氏1.5度、それなりの取組をして低いレベルに抑えたシナリオで2.3度、取組に失敗して高いレベルの排出をこのまま続けた場合のシナリオで4.6度上昇する。そのために海面はそれぞれ、15cm、45cm、225cm上昇する。
今大学に入ったばかりあるいは仕事に就いてばかりの2000年生まれのみなさん、あなたの子供や孫は2100年の気候変動に直面することになる。今私達が取り組みに失敗すれば,彼らがその代償を払わなければならない。

バル法の2年生のみなさんは、想い出したでしょう。講演でファーバー先生が最後に力説されていた内容そのものです。 
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2100年というとすごい先のようにも思えますが、そこに暮らすのは顔を知らないどこかの他人ではなく自分の子供や孫を含めた将来世代だと考えればすぐ先のことと理解できます。

ファーバー先生の記事には簡単な今後のみなさんの家族の年表がついています。その間の平均気温上昇の予想がついており、最悪のシナリオではおよそ30年後みなさんが50歳になったときには2.6度上昇となっています。単純に推測すると海面が平均で45cm上昇すれば、現在陸地として我々が使用している場所の一部はそのままでは使えなくなるでしょう。台風や豪雨で被害を受ける地域も今よりも遙かに広くなることが容易に想像されます。この先30年間でその対策のために多額のインフラ整備予算(浸水防止工事や新たな都市開発など)が必要になるかもしれません。何より平均で今より2.6度高い気候で夏の最高気温は何度に達するのでしょうか。中年になったみなさんがそこで生活していけるのか、親世代は心配ですし責任を感じます。

 

過去のブログの再掲です。

法律学科、消費情報環境法学科、グローバル法学科では、1年生の様々な授業で、明治政府の法典整備について勉強した頃かと思います。そこで、明治学院の創設者の一人で日本の法典整備に寄与したフルベッキ先生について、法制史の西田先生が書かれた記事を紹介します。

なお、西田先生はフルベッキ先生について明治学院大学法学部の紀要『明治学院大学法学研究』に論文を寄稿しています。西田真之「フルベッキと明治15年森林法草案」明治学院大学法学研究101号(上)231-246頁(2016年)(リンク:明治学院大学レポジトリ「法学研究」)
この論文の第一節を、フルベッキの経歴と法学分野での功績に割いています。興味のある人は上記リンクからダウンロードして是非ご一読ください
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なお、西田先生の記事中の最初の写真(石碑)は、上記写真の中央下部に位置するものです。



2015年12月13日「フルベッキの足跡」

  早いもので、もう師走も半ばですね。皆さんは、そろそろ年末年始に向けて、準備を進められている頃でしょうか。
 
さて、本日ご紹介するのは、明治学院と所縁のある人物です。白金校舎のチャペルの前に石碑があるのをご存じでしょうか。

フルベッキ石碑

 “VERBECK”の文字が彫られているのが確認できますが、これでフルベッキと読みます。フルベッキはオランダに生まれ、アメリカを経由して1859年に宣教師として来日し、日本の近代化に大きな功績を残した人物です。フルベッキは明治学院の創設時には理事として携わり、教育者としての一面も持っており、明治学院と深いかかわりのある人物です。


 そんなフルベッキですが、法学分野でも重要な役割を果たしております。例えば、『欧州各国憲法』(元老院、
1877年)・『仏国森林法同執行法令 完』(元老院、1882年)といった法律書の翻訳事業に携わり、口述者として名前が記されております。語学に堪能だったフルベッキは、フランス・アメリカ・ドイツ・オランダ等の西洋諸外国の法制度に関する翻訳に積極的に関わりました。


 尚、白金校舎本館
2階には、フルベッキについての展示があります。


フルベッキ掲示

 慌ただしい師走ですが、1年の終わりに少し足を止めて、明治学院に所縁のある人物の功績を見ながら、時間の流れを感じ取るのも良いかもしれませんね。


                                文責:西田 真之

2018年も本ブログをご愛顧いただきありがとうございました。
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 今年は法学部にとっては、2000年の消費情報環境法学科以来18年ぶりの新学科グローバル法学科を設立という大きな変化がありました。

みなさんにとってはどんな一年でしたでしょうか。
2019年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

国際私法を主な研究テーマとする申ゼミでは、毎年秋に福岡市で開催される、他大学国際私法ゼミとの合同討論会(国際私法全国合同ゼミ)に参加しています。明学の申ゼミチームは、7回目の参加となった今年、ついに悲願の初優勝を遂げました!

 

今年度の合同ゼミには福岡大学・西南学院大学・同志社大学・富山大学そして明治学院大学の5大学から8ゼミが参加し、1013日(土)、会場の福岡大学で熱い討論会が繰り広げられました。討論のテーマは、国際私法を中心に、国際取引法や国際民事手続法上の論点も含んだ、事例形式の問題です。問題が公表されたのは夏休みの真っ只中、ゼミ生達は休日返上で図書館に通い詰め、論文や判例を紐解きながら全員で力を合わせて必死で問題に取り組みました。

 

合同ゼミ当日、早朝の飛行機で明学チーム11名は福岡の地に乗り込みました。そろそろ秋の気配が深まってきた10月中旬でしたが、会場は全国から集まってきた参加チームの熱気で汗ばむほど。申ゼミが参加したのは、国際結婚における夫婦財産契約の準拠法について出題された第一部です。チームワークを示すべく、おそろいの服装と蝶ネクタイで臨みました。

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ジャンケンの結果、明学チームの順番は2番目に。まずは各チーム10分ずつ、自分たちの意見を発表します。全チームの発表が終わったら、他大学チームの発表内容について検討する時間を経て、質問タイムへ。各チームから、他チームに対して様々な質問が投げかけられます。この過程で、どんな内容の報告をどうやってするか、どんな質問をするか、質問に対してどう答えるか、時間を有効に使えているか、チームで協力できているかなどの点について評価されて行きます。報告タイムも質問タイムも時間ぴったりに終えることのできた明学チームの学生達は皆、「やりきった!」と充実の表情を見せていました。

 

そして迎えた結果発表の時、結果は見事、優勝!!おまけに個人としても、消費情報環境法学科の遠入稜太君(2位)と田村幸喜君(5位)が表彰されました。ゼミ生達は皆飛び上がって大喜び!何人かは涙ぐんでいました。内容はもちろん、発表方法などにも様々に工夫をこらし、練習した成果が結果となって報われたことは、皆本当に嬉しかったようです。打ち上げの際、口々に頑張った点について語るゼミ生達の目は、達成感できらきらと輝いていました。

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 冒頭に書いたように、明学チームの優勝は今年が初めてでした。申ゼミでは来年度以降もこの合同ゼミへの参加を予定しています。来年度のゼミ生の選考がちょうどこれから行われますが、果たして二連覇はなるでしょうか?申ゼミでは、国際私法の勉強もそれ以外も皆で楽しく頑張りたい!と考える学生の皆さんの応募をお待ちしています。

 

8月23日から9月12日まで、法学部専任教員が実施した定期試験について解説・講評が公開されています。
公開は原則各科目のeラーニング上になります。一部科目については、法学部サイトで公開中です。 
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成績発表後に確認しようとしても公開期間が過ぎている場合があります。
今のうちにダウンロード等しておきましょう。
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 本学建学者の一人で、明治政府の法律顧問だったフルベッキ先生の石碑(白金チャペル前)。
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定期試験中の横浜キャンパス


 

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