明治学院大学法学部 公式ブログ

明治学院大学法学部の最新情報を発信中!2020年4月法律学科法曹コース開設 2018年4月「グローバル法学科」開設

タグ:法哲学

暑いですね。グローバル法学科のバーチャル相談会に向けて、Peingの質問箱とグーグルフォームで質問を募集していました。無事、相談会の収録は終わり、現在公開中です。


寄せられた質問のうち、収録に反映できなかったものがあったので、こちらで回答したいと思います。

「主にどこの国の法律を学びますか」
→まずは日本の法律を体系的に勉強します。同時に留学先の英語圏で共通して使われている英米法の基本的なシステム(common law system)と日本法のシステムの違いを少しずつ意識してもらうような内容も勉強します。留学期間中は、留学先の大学でその国の法制度を学びます。留学先はすべて英語圏で、歴史的な理由で先ほど紹介した英米法のシステムを採用しているので、コモンローの基礎を中心に勉強することになります。同じコモンローの国でも国毎に法律も裁判制度も違い、それぞれの国について勉強します。この他に、EU法も学科の主要科目として学ぶことができ、フランス法,ドイツ法といったヨーロッパの各国法、イスラム法、教会法(国の法律ではありませんが)なども選択科目として学ぶことができます。

「グループ・ディスカッションなどはありますか。授業の雰囲気を教えてください。」
→「グローバル基礎演習」など演習系の科目では、受講生の口頭発表に続いて質疑応答や議論が必ず行われます。また、講義科目の中にも、ディスカッションを重視している授業があります。例えば、一年生の春学期に全員履修する「法学入門」や「民事法の基礎」では、少人数学科の利点を活かして、深く考えて欲しいテーマについて5,6人でグループディスカッションをして、グループの意見を出してもらってから議論を進めることもあります。憲法の授業でも学生がプレゼンテーションをして議論をする回を設定しているクラスもあります。「法哲学」の授業では、受講生がかなり自由に自分の考えを述べ、教員がそれに個別に答えています。「留学準備講座」でも、グループ・ディスカッションの時間が設けられています。
実際に前期に学んだ一年生が学科の学びについて話しているので、こちらをご覧下さい。


明治学院大学広報課が大学の情報コンテンツとして定期的に公開しているMG+に、高橋文彦先生の法哲学1の授業が取り上げられました。
 
学生広報委員で法学部グローバル法学科2年次生橋爪凜さんが記事を書きました。
橋爪さんは、高橋先生の法哲学の授業を履修していて、オンライン授業ならではの「対話」を通じた学びを紹介してくれています。

学生広報委員は、ネット上の記事のほかに学生向け広報誌「白金通信」の編集等、大学の魅力を伝える活動を行っています。

takahashihu
高橋文彦教授
高橋先生のご専門は法哲学で、グローバル法学科の学科主任教授です。
法哲学1・2は、法律学科、消費情報環境法学科、グローバル法学科の学生が履修できます。



是非ご一読ください。
 

高橋文彦ゼミは、台風一過の9月10日(火)から13日まで、アメリカ合衆国グアム島へ海外研修旅行にでかけました。

もちろん、これは単なる観光旅行ではなく、日本の占領下に「大宮島」と呼ばれたこの島に残る戦跡や博物館を訪れることによって、「われわれが忘れつつある記憶を取り戻し、過去と現在のあいだの回路を修復しようとする、小さな試み」(山口誠『グアムと日本人』)でもありました。

1日目(9月10日)

夕方、ホテル到着後に勉強会を予定していましたが、入国審査になんと2時間以上(!)かかってしまい、この日は断念。一緒に近くにコーヒーショップで夕食を取りました。
01_IMG_1024

宿泊先は、オンワード・ビーチ・リゾートという大きなホテル。
翌朝、そのプールサイドを歩いて驚きました。そこには旧日本海軍の短20センチ砲が2門あったからです。
02_IMG_1238

2日目(9月11日)

この日は、グアム観光の要所を巡る半日バスツアーに全員参加。

フィッシュアイ海中展望塔→太平洋戦争国立歴史記念館→ガーンポイント(太平洋戦争国立歴史公園)→スペイン古橋・マゼラン上陸記念碑(車窓から)→ソレダット砦→アサン展望台(ニミッツ・ヒル)というコースです。

太平洋戦争国立歴史記念館(T. Stell Newman Visitor Center)
日米の激戦地だったアサン海岸にある記念館。
03_IMG_1060

日本軍に対して不服従を貫き斬首されたドュエナス神父(Father Jesus Baza Duenas)や、神父や島民に助けられて潜伏を続けた米軍の通信兵トウィード(George Ray Tweed)に関する展示もありました。
04_IMG_1071

ガーンポイント(Ga'an Point)
やはり激戦地のひとつで、太平洋戦争国立歴史公園に指定されています。
05_IMG_1088

ここにも旧日本軍の短20センチ砲が海に向かって据え付けられていました。
06_IMG_1100

また、近くには96式25ミリ高角機銃が海に向かって設置されていました。
07_IMG_1095

ガイドさんの説明によれば、ここの日本軍守備隊(第38連隊第1大隊)には20代の若い兵隊が多く、全員が戦死したとのことです。

アサン展望台(Asan Overlook)
アサン湾を一望するニミッツ・ヒル(Nimiz Hill)にある展望台。
08_IMG_1142

この一帯も太平洋戦争国立歴史公園に指定されていて、建造物の壁にはめこまれた銅板には、戦時中に亡くなったアメリカ人と先住民チャモロ人、そして日本軍によって強制収容所に入れられたチャモロ人の名前が、びっしりと刻まれています。
09_IMG_1161

また、日本による占領前後のチャモロ人を描いたレリーフが3枚あり、1枚目が日本軍による「攻撃(attack)」、2枚目が日本軍による「占領(occupation)」、3枚目がアメリカ軍による「解放(liberation)」と題されています。

10_IMG_1165

(つづく)

↑このページのトップヘ