過去のブログの再掲です。

法律学科、消費情報環境法学科、グローバル法学科では、1年生の様々な授業で、明治政府の法典整備について勉強した頃かと思います。そこで、明治学院の創設者の一人で日本の法典整備に寄与したフルベッキ先生について、法制史の西田先生が書かれた記事を紹介します。

なお、西田先生はフルベッキ先生について明治学院大学法学部の紀要『明治学院大学法学研究』に論文を寄稿しています。西田真之「フルベッキと明治15年森林法草案」明治学院大学法学研究101号(上)231-246頁(2016年)(リンク:明治学院大学レポジトリ「法学研究」)
この論文の第一節を、フルベッキの経歴と法学分野での功績に割いています。興味のある人は上記リンクからダウンロードして是非ご一読ください
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なお、西田先生の記事中の最初の写真(石碑)は、上記写真の中央下部に位置するものです。



2015年12月13日「フルベッキの足跡」

  早いもので、もう師走も半ばですね。皆さんは、そろそろ年末年始に向けて、準備を進められている頃でしょうか。
 
さて、本日ご紹介するのは、明治学院と所縁のある人物です。白金校舎のチャペルの前に石碑があるのをご存じでしょうか。

フルベッキ石碑

 “VERBECK”の文字が彫られているのが確認できますが、これでフルベッキと読みます。フルベッキはオランダに生まれ、アメリカを経由して1859年に宣教師として来日し、日本の近代化に大きな功績を残した人物です。フルベッキは明治学院の創設時には理事として携わり、教育者としての一面も持っており、明治学院と深いかかわりのある人物です。


 そんなフルベッキですが、法学分野でも重要な役割を果たしております。例えば、『欧州各国憲法』(元老院、
1877年)・『仏国森林法同執行法令 完』(元老院、1882年)といった法律書の翻訳事業に携わり、口述者として名前が記されております。語学に堪能だったフルベッキは、フランス・アメリカ・ドイツ・オランダ等の西洋諸外国の法制度に関する翻訳に積極的に関わりました。


 尚、白金校舎本館
2階には、フルベッキについての展示があります。


フルベッキ掲示

 慌ただしい師走ですが、1年の終わりに少し足を止めて、明治学院に所縁のある人物の功績を見ながら、時間の流れを感じ取るのも良いかもしれませんね。


                                文責:西田 真之