明治学院大学法学部 公式ブログ

明治学院大学法学部の最新情報を発信中!2020年4月法律学科法曹コース開設 2018年4月「グローバル法学科」開設

今週で春学期の授業も最終回。来週は定期試験です。
グローバル法学科の「Global Legal Studies 1」最終回の授業では、白金キャンパス周辺の大使館ツアーを実施しました。

大学を出発し、最初に向かったのはイラン大使館。
とても警備が厳しく、近くから写真を撮るのは諦めました。
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次はフィンランド大使館。サウナがあるそうです。
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フィンランドの向かいはパキスタンの大使館。地理的にはイランのお隣ですが、日本との友好関係を全面的にアピールしていて、平和な雰囲気です。
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そしてEUの駐日代表部「ヨーロッパハウス」。大使館に相当する機関です。
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ウクライナの国旗が入り口に掲揚されていました。
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フランス大使公邸前
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ドイツ大使館
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ドイツ各州を紹介する写真が掲示されていました。ライン川沿いのブドウ畑の写真も。
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ノルウェー大使館の入り口にはムンクの絵が。
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そして最後はスイス大使館。
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ここで解散となりました。みなさんお疲れさまでした。

先日、法学部4学科の就職先データが更新されました。
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就職内定者業種別比率・主な就職先(2020~2022年度)
※グローバル法学科は卒業生を輩出する2021年度より主な就職先、就職内定者業種別比率(%)を公開しております。


法律学科
JU 144312


消費情報環境法学科
JC 144339


グローバル法学科
JG 144405


政治学科
JP 144427

明日は夏至ですね。今回は、韓国・ソウル市立大学で交換留学中の法学部生から留学レポートが届きましたのでご紹介します。

* * *

こんにちは。
韓国のソウル市立大学で交換留学中の法学部消費情報環境法学科の3年生です。

韓国の大学は新学期が3月から始まるので6月中旬で1学期が終わり、夏休みに入りました。ソウルは日本と標準時子午線がズレているのですが、時間は同じなので夜になっても明るいです。
夏はさらに日が長くなり遅い時間でも外が明るく時間感覚がなくなりそうになっています。

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これはトゥクソム漢江公園で午後8時ごろに撮った写真です。

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韓国ドラマで見て憧れだった、川辺で辛いラーメンを食べるというのを友達としてみました。

そして、せっかく韓国で留学しているので韓国と北朝鮮の間にある非武装地帯のDMZのツアーに行ってきました。

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これは、戦争によって家族が朝鮮半島内でバラバラになってしまった離散家族に関するモニュメントです。


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これは、北朝鮮が韓国に向けて秘密裏に掘っていたトンネルを見学した際に見た憲兵の像です。トンネル内には携帯を持ち込むことができず写真は撮れませんでした。

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展望台から見た北朝鮮側の景色です。真ん中の細長い棒に国旗が付いていました。
双眼鏡で覗くと自転車に乗っている人や歩いている人が見えました。数キロメートルしか離れていないのに全く違う雰囲気でした。

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見学できるスペースのすぐ横に地雷の警告がありました。

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バディの韓国人学生に青瓦台にも連れていってもらいました。ここは、韓国の歴代の大統領が暮らしていた建物でアメリカのホワイトハウスのようにブルーハウスと呼ばれています。応接室のような場所も見学したのですがインテリアがとても豪華でした。

ビザ無しで渡航が可能になり韓国に旅行に来る人も多いと思いますが、興味があったら今回紹介した漢江やDMZツアー、青瓦台にぜひ行ってみてください。
韓国に着いて最初の頃は日本との違いにストレスを感じたり、日本食が恋しくなることもあったのですが今では新しい友人にも沢山出会うことができ、色々な新しい経験もできて充実した留学生活を送れています。あと半年しか残っていませんが残りの留学生活も友人達と楽しみたいです。

法学部グローバル法学科が、『留学ジャーナル』最新号の特集「日本を拠点に海外の学びを経験できる~グローバル教育に強い大学」で取り上げられました。

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記事の内容はwebでも公開されています。
ぜひご覧ください。

また、最新の大学案内
法学部パンフレット
グローバル法学科リーフレットもwebで公開中です。

紙媒体の資料請求はこちらから。

本学法学部を卒業し、現在、英国の大学院に留学中のTさんから留学だよりの続報が届きましたので、ご紹介いたします。

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イギリスのブライトンから留学だよりをお送りします!
前回の投稿から半年ほど空いてしまったので、今回は2023年1月から最近までの生活についてお伝えしたいと思います。

1月上旬に1ターム目の課題を提出し、半月ほどの冬休みに入りました。そこで、ウィーン、ハンガリー、チェコ、イタリアを旅行しました。イギリスからヨーロッパ諸国への航空券は往復でも数千円で、行くなら今しかないと旅行を決めました。ウィーンでは、日本でも有名は画家グスタフ・クリムトの作品「接吻」を観たり(この作品は国外不出だそうです)、オペラを鑑賞してきました。
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ウィーンはオーストリアの首都でありながら、とてもコンパクトで雰囲気も落ち着いており、首都感を感じさせない素敵な街でした。その後は、ハンガリーの首都ブダペストを訪れ、夜景が有名な国会議事堂などを観光しました。
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1月末からは、2ターム目が始まりました。2ターム目は、自らの関心に合わせて2つの授業を履修することができ、教授らが過去に行った研究など事例を用いて講義を進めて下さり、より学びを深めることができました。

授業がない日は、たまにロンドンに出掛けてミュージカルを鑑賞したり、ブライトンのビーチに行ったり、大学から電車で30分以内の場所にあるセブンシスターズ(白亜というチョークの原料でできた絶壁)にハイキングに行く等して、リフレッシュしています。セブンシスターズは、ハリーポッターの映画「炎のゴブレット」に登場しているようです。
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また、イギリスの紅茶文化に私も徐々に染まってきており、一日に一度は紅茶にミルクを入れて、飲んでいます。たまに街のカフェを探して、クリームティー(スコーンと紅茶のセット)を食べ比べるのも楽しみの一つです。
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現地では、クロテッドクリーム(バターと生クリームの中間のようなクリーム)と苺などのジャムが一緒に提供されるのですが、クリームを先に塗るか、ジャムを先に塗るかを巡って議論があるようです。ちなみに、私はクロテッドクリームを先に塗る派です。
実は、大学のキャンパスの真隣が、日本の三笘薫選手が活躍しているBrighton & Hove Albionというサッカー(現地ではフットボールと呼びます)のプレミアムリーグに属するチームのホームグラウンドであり、一度試合を観に行きました。この日はロンドンのWest Hamとの対戦で、三笘選手もゴールを決め、ブライトンが4-0で圧勝しました。
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今年の5月末に2ターム目の課題を提出し、残すは修士論文の執筆となりました。8月末までの3ヶ月間で15000字の論文を執筆するため、先月には研究計画書を完成させ、現在は資料収集やドラフトの作成に取り組んでいるところです。

普段は図書館や自室で勉強に取り組んでいますが、第二外国語で修士号を取得する難しさを日々感じています。特に冬の間は夕方4時には空が暗くなるなど、日がとても短く感じ、一日中課題に取り組むなか、心が折れそうになりました。しかし、オンラインでも修士号が取れるこの時代に、海外に行ったからには学問だけでなく、友人や地域の方々との交流など社会経験も大切にして楽しみたいと考え、勉学と娯楽のバランスが取れるように様々チャレンジしています。

今年の1月からは、ブライトン市のオーケストラ2団体に所属しています。1つは5月に演奏会を終え、もう片方のオーケストラでは6月の定期演奏会に向けて、日々練習に励んでいます。大学以外に所属できるコミュニティがあることは、私の心の拠り所となっています。
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残りの留学生活も残すところあと3ヶ月です。勉学を続ける途中、辛いと思うことは何度もありますが、興味が湧く時、そして研究を進めるなかで当初と自分の意見や考えが変わる時、改めて学ぶことの面白さを感じます。修士論文は自分との闘いになりますが、常に自分の興味、関心に貪欲に最後まで精進したいと考えています。
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